絵本を読んであげるという事 |
2011/07/22/23:39 カテゴリー/[育児]本のこと
私は毎週「すくすく子育て」をダビングして暇な時に見てるんだけど、ちょっと前の「絵本」がテーマだった時の回をやっと見た。
基本的に知ってる事ばっかりではあったんだけど、最後の先生からの言葉が印象的だった。うろ覚えなんだけど、
子供に絵本を読んであげるということは、絶対必要な事ではない。
でも大きくなってその絵本を見た時に、忘れていた何かを思い出します。
子供の頃に絵本を読んでもらった記憶は、親から愛されていた事の実感として残る。
その実感は生きる根底を支える物。
そういう貴重な体験ができるコミュニケーションツールのひとつとして、絵本を使ってみては?
みたいな感じの話をされていて、
(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
そうそう、それそれ!
私が読み聞かせに使う絵本を図書館で借りるんじゃなくて、極力買って何度も読んであげたいって思ってるのも、それが目的。
図書館で借りて2週間後に返して別の絵本をっていうのもいいけど、同じ絵本を何度も読んであげてより鮮明に記憶に残って欲しいなって思ってるわけよ!
小さい子供って、何度も同じ遊びをしたがる生き物なんだしね。
育児に関する事を考えると、必ず思い出してしまう母親の事。私の母親は、あまりいい母親じゃなかった。小学校高学年~中高生時代は、母親は出来のいい兄・末っ子で可愛い妹の方が大事なんだろうなって本気で思ってた。兄は、自分なんかより女の子である妹達の方が可愛いんだろうと本気で思ってたし、妹は自分が一番手を掛けてもらってない事を自覚してるっていう始末なんだけど。ちなみに父親は、割とわかりやすい形で私を一番可愛がってた。
まあ今でも色々と不満のある親で、あんな母親にはなりたくないと反面教師にしている私の母親。でも読み聞かせは頑張ってた。私と兄が小学生くらいまでかな。長い物語を毎晩少しずつ読んだり、短編童話集を1話ずつ読んだり。その記憶は、確かに鮮明だ。
他の記憶が邪魔して、読み聞かせしてもらってた記憶は「愛されていた実感」とはいまいち結びつかない。でも、何だかんだで楽しかった。兄と2人で、面白い話は静かに静かに聞いたり、つまらない話だと「他のをもう1つ読んで」って頼んだり、感動系の物語のラストで泣きながら読む母親をからかったり。とにかく楽しかった。一番いい思い出かもしれない。だから私は、ぴよさんに絵本を読んでいる。
旦那サンはこの「愛された実感を思い起こさせるコミュニケーションツール」って考えが、どうも理解できないらしい。義母は、普通にきちんと愛情込めて我が子を見つめてくれる母親だったからだろうな。だから絵本は「買うもんじゃない。借りる物」って言って、最初は絵本買うなんて無駄遣いは駄目とか言われてた。私が仕事を辞めるから、家計的な不安もあったんだろう。義母も同じ考えだ。ていうか、義母が「絵本は図書館で借りて色々読んであげるのがいい」って思ってるから旦那サンもその選択肢しか考えてない、みたいな。「同じの何回も読むより、違うのたくさん読む方が楽しいでしょ」みたいな感じの事を、2人共言う。
口頭で説明するのが下手な私は、なかなか2人に理解してもらえない。
(#`皿´)
シャラーップ!!!
と言いたくなる。いや、旦那サンには言ったけど。
今は読書に関しては、量より質のお年頃。もっと少し大きくなってくると、質より量になってくるだろう。さらにもっと大きくなってくると、好みってもんが芽生えて自分で選択できるようになって来ると思う。この2ステップ目くらいから、図書館の活用を考えている。
もちろん、愛情を実感してもらうツールは絵本じゃなくてもいいとは思う。スキンシップだったりとか、色んな気持ちを受け止めてあげるとか、一緒に料理したりお菓子作ったりとか、何とかかんとか・・・・ってあんまり思い付かないんだけど、まあ各家庭なりに色々あっていいはず。ただ、
ヽ(;´Д`)ノ
私は読み聞かせしか、確たるツールを知らないんだよ・・・。
親が愛情表現が下手だったから、私も似ちゃうかもしれない。でも読み聞かせだけは確かに心に残ってる。さらに自分は司書だったから、その辺過剰にみっちり信仰のごとく教えられた。こうなっちゃったのも、仕方ない。
そんなわけで、断乳したからには毎日できるだけ絵本を読んであげようと思ってる。
旦那サンは読書自体はいい事だと推奨している。だから、「お気に入りの絵本を常に身近に置いて、何回も読んであげることが大切」という事に関しては「頭が良くなる」っぽいことを説明して、納得させた。
(;´Д`A ```
本は買う派の親に育てられた私、頭悪いじゃん。
いい加減、知能指数との関連性のなさに気付けよ。
ま、読み聞かせがなかったら私はもっと馬鹿だった可能性も否定できないんだけど。事実、保育園くらいの時までしか読み聞かせしてもらわなかった妹は、絶望的にパーだったし。
旦那サンは今では、私の考えを理解してないどころか理解するつもりもあまりないけど好きにすればってスタンス。ただ、絵本を読んであげて喜んでるぴよさんを見ると、旦那サンも喜んでる。もしかしたら、孫ができる頃には理解してもらえるかもしれない。ぴよさんちゃんと結婚できるのか?とか、結婚生活はちゃんと続いてるのか?とか、そういうツッコミは置いといて、ね。
反抗期に突入 |
2011/05/09/07:17 カテゴリー/[育児]本のこと
1歳10ヶ月過ぎた辺りから「あー、反抗期lきたかなー」と思ってたけど、1歳11ヶ月になって断言できる。反抗期、きたきた。1日中「ばめ(だめ)」って言ってる。特に困るのが、色々自分でしたがるけどできない事。手助けすると、
ぴよさん
「ばめ!」
ってまた初期状態に戻して自分でやろうとする。
ただ、服を着る というただ1点の事に限っては、林明子さんの『おててがでたよ』の真似をすることで結構スムーズにいく事が多い。
2歳半か3歳くらいの子が、ブカブカの服・・・多分大人のTシャツかなぁと思うんだけど、それを着ようと奮闘してるストーリー。語りが優しいし、擬音のところで溜めを作りつつ読むとぴよさん大喜び。
ぴよさんは着替えさせようとすると逃げるんだけど、無理やりとっ捕まえて着替えさせると泣きながら暴れる。これに力づくで服を着せると、何がそんなに悲しいのかってくらいワンワン泣いて出掛けることもままならない。だけどこの絵本を真似して
私
「『あたまはどこかな?』ってしようか」
と言うと喜んで寄って来てくれる。で、この絵本の文章を適当に抜粋しつつ服を着せるとさらに喜んで、ラストの
私
「『これでみんなでてきたね おててにあたまに おかおにあんよ』」
で締めた時にはぴよさんご機嫌だ。
(;´Д`A ```
この騙しテクがいつまで続くのかは、わかんないんだけどねー。
この方法が効かなくなる前に、自分で完璧に着れるようになるといいなぁ。
林明子さんが描く子供ってなんか質感あっていいよなー。デフォルメしすぎてないけど可愛くて、写実なわけじゃないけどリアル。幼児独特のぷにぷに柔らかいくてピンと張った肌の感じは好きだなぁ。あと、顔立ちが和顔なのがいい。
昔勤めてた図書館の副館長が
「林明子さんの描く子供はどの子供にも似てるとこがいい。子供が自分と重ねやすい」
って言っててその時は「なるほど!」思ったけど、ぴよさんはあんまり似てない気がする。ぴよさんの方がさらに和顔だ。でも以前、『きゅっきゅっきゅっ』の絵本を見せながら
私
「これはぴよ」
って言ったら、『きゅっきゅっきゅっ』と『おててがでたよ』を読んであげてる時に
ぴよさん
「ひ!」
と指差して言うようになった。ちゃんと自分と重ねて追体験できてるのかなぁと思うと、副館長さすがですって感じ。館長は駄目だったけど、副館長は本と人を愛してる人だったなぁ。もっと色んな絵本を紹介してもらえば良かったと、今になって思ってる。
なんか思い出話になっちゃったけど、私的には『おててがでたよ』は育児がちょびーーーーっと楽になる絵本だ。
最近のお気に入り |
2011/03/10/23:26 カテゴリー/[育児]本のこと
自分の思考の備忘録として、絵本についても時々は書きたいなと思ってたはずなのに随分と放置してたカテゴリー「本のこと」を久々に更新。
1歳半を過ぎて・・・1歳7ヶ月か8ヶ月くらいの頃だったと思う。ぴよさんは絵本の登場人物(人物じゃなくて動物だったりもするけど)の真似をするようになってきた。元々『おつむてんてん』
の「おつむてんてん」と「おくちはあ わ わ」は旦那サンに仕込まれてかなり早い時期にできてたけど、教えなくても絵を見ただけで真似するようになったのが年が明ける前だったか後だったか。そんなぴよさんを見て、動きがある絵本がもう1~2冊あってもいいかなーと思い始めていた。
たまたまぴよさんがグズってた時に本屋を通ったんで、泣き止ませ対策で買ったのが前から気になってたコレ。
「だるまさん」シリーズの3巻目。1巻目に当たる『だるまさんが』は絵の明るさと、内容のユーモラスさ、文のテンポなんかは非常に良かったんだけど、ちょっとだけ品がないというか滑稽すぎる節があった。楽しい絵本だとは思うけど、狭い我が家にあえて買うほどの物じゃないと思った。
でも3巻目は滑稽さというより緩さに変わった気がする。ちょっと前に流行った「ゆるキャラ」的な感じかな。「ぺこっ」とか「ぽにん」とかの愉快な音と動きの緩さの後、ラストは締りがあって良かった。わりと最近の絵本なんで「定評がある」ってレベルには達してないとは思うけど、なんか惹かれる物があったから購入。たまにはこういうフィーリングも大切にしてみたい。
で、買って1ヶ月くらい経つんだけど、今ぴよさんの一番のお気に入りと思う。1ページ当たりの文が少ないから、こっちも読んでて楽だ。
ぴよさんはメロンさんとの「ぎゅっ」の時は、多少離れたとこから絵本を見ててもわざわざ私のとこに来て「ぎゅっ」をしてくれる。バナナさんの「ぽにん」は近くにいた時だけ私にヒップアタックするんだけど、メロンさんの「ぎゅっ」は絶対だ。
(*´д`*)
かわゆいじゃないか・・・。
ていうか、基本的に全ページの動きを真似してるかな。ラストはちょっと形が複雑だからやらないけど、締めの「ぴーす」はやってる・・・つもり。ぴよさんまだピースがえんがちょ状態だから、あくまで「つもり」なんだけど。
こんなに『だるまさんと』が好きなら、1巻目の『だるまさんが』と2巻目の『だるまさんの』も買ってあげた方がいいんだろうか。ちょっと迷いつつ、実は1年近く前に悩んでた擬音絵本さえ未だに買ってない私。
だってあの後ぴよさんが成長して、ジュンク堂行くのはちょっと難しくなったんだもん。ジュンク堂以外だと絵本の品揃えないしさー。ジュンク堂は児童書コーナーが奥まってるから、そこにたどり着く前にぴよさんが周囲の本達を見て「あのおもちゃ(本)で遊びたい!」ってなる恐れがあった。で、先送りできることは先送りにする派の私が先送りし続けて今に至る。
最近のぴよさんは、随分と言えば分ってくれるようになってきたと思う。ぴよさん連れてジュンク堂行っても大丈夫だと思うんで、近いうちに買いに行こう。『もこもこもこ』にするか『がちゃがちゃどんどん』にするか、結論は・・・。『もこもこもこ』は絶対買おう。『がちゃがちゃどんどん』はあれば買うかな。と決めた。たった今考えたんだけどね。
視野が広がったみたいなので |
2010/06/05/07:45 カテゴリー/[育児]本のこと
今までは単純な絵やはっきりとした色の絵本が中心だったけど、視覚が発達してきたっぽいからもっときれいな色使いがある物が欲しい。描かれてるのは身近な物・・・草花や動物、同じくらいの年頃の子供が描かれてる物がいいと思う。あと背景もあるといいな。1ページ当たりの言葉の量は、まだあまり多くない方がいいかな。 以前からの選書基準(09/10/14の日記)に加えて、これだけのことを念頭に置いて、とりあえず2冊。
あとは実家に置きっぱなしになってる姪の絵本、
あとは擬音絵本が欲しいんだけど、『もこもこもこ』にするか『がちゃがちゃどんどん』にするか、それとも両方にするか迷う。絵作者はどっちも同じなんだけど、『もこもこもこ』は日本を代表する現代詩人。でも『もこもこもこ』の絵本、大きいんだよなぁ。うちの絵本置き場には横にしないと入らないし、横にして入れてもはみ出ると思う。だから『がちゃがちゃどんどん』にするかな~と思うんだけど、やっぱり『もこもこもこ』は擬音だけじゃなく擬態語も多いし、うーん、やっぱり両方かなぁ。でもうちの絵本スペースに、同じジャンルの絵本2冊は多いなぁ。他にもっと欲しい本もいっぱいあるし。
(;´Д`A ```
なかなか結論が出ない。
でも、絵本が大きいから買わないっていうのはちょっと変だよなと自分でも思ってる。やっぱ『もこもこもこ』にするかも。でも『がちゃがちゃどんどん』の賑やかさも・・・もはやエンドレス。思い切って両方買おうかな。
絵本借りてきましたよ |
2010/05/27/12:25 カテゴリー/[育児]本のこと
『いいおかお』『のせてのせて』は買おう。擬音絵本は1~2冊にしとこうと思ってるけど、1冊は『がちゃがちゃどんどん』に決定だな。あとは、以前借りた『もこ もこもこ』にしようか、もう買わないか悩む。『ごぶごぶごぼごぼ』は絵本に穴が空いてるんだけど、それ系は『はらぺこあおむし』を実家から持ってくる予定なんでこれはパスしよう。
あと、『つみき』『おつきさまこんばんは』もパス。『だるまさんが』はちょっと悩むなぁ。ちょっと面白いんだけど、買うほどかどうか・・・。
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家が広けりゃ、こうやって取捨選択する必要もないんだけどなぁ。
『うたえほん』は普通にパス。これ見て歌おうとすると、自分の音痴っぷりに涙出る。何も見ないで歌った方が、まだマシだと思う。
今日はまた新しい絵本を借りてきた。2週間悩みます。でも「買う!」って決めてもなかなか買いに行けない。アマゾンで買ってもいいんだけど、図書カード先に使ってしまいたいから本屋行きたいんだよね・・・。