楽しい帰省 |
2011/02/12/22:31 カテゴリー/[日常]日常
11日に渋滞に巻き込まれつつ帰省して、12日は予定満載の日。
まずはかつての同僚Uさんととランチ。同僚っていっても50歳くらいなんだけど、ずっと嘱託職員やってたから元同僚には中年の方も多い。しかも彼女は後輩だし。彼女は一旦司書を辞めて専業主婦やってたらしいけど、来年度また申し込むらしい。今や彼女もベテランか~。
私はかなり厳しい先輩で辞めた後数年は伝説になってたらしいけどUさんの事も何度か叱ったことがあったっけ。
Uさん
「もう歳だから、なかなか覚えられなくて」
私
「じゃあ人一倍努力してください」
なんて言ってた。仕事を覚えられない人が「もう歳だから~」と言うと、必ずこう言ってたなぁ、私。Uさんはニコリともせず仕事を教える私にこう言われて、素直に努力してくれたいい人だった。大抵の新人さんは私を避けるようになってたもんなんだけど。
ランチの後は、前の職場へ。半数以上が任期がある嘱託職員が占めてる職場なんでどんどん知ってる人がいなくなっていくんだけど、この日は運よく知り合いが多かった。しかも読み聞かせイベントがある日。対象年齢は多少高かったけど、知り合いが手遊び歌やストーリーテリングするから見て行くことにした。
対象年齢は保育園年長さんくらいだったけど、ぴよさんは絵本をじっと見ていた。途中の手遊びではキャーキャー笑って一人で目立ってるし。これくらいの対象年齢のやつでも結構いけるもんなんだなぁ。参加人数が少なかったから集中しやすかったっていうのもあるけど、ちゃんと座って聞いてたから感心してしまった。こういうシチュエイションでずーっと絶え間なくうろついてた頃が懐かしい気がしなくもない。
尊敬する上司だったAさんの「ふるやのもり」のストーリーテリングを聞いた後は、今回もまたスタッフルームにお邪魔することに。今回のイベント担当の人から、リアクションがいい子が1人いてくれたら他の子も釣られるから、今日は助かったと言ってもらった。うるさかったかと思いきや、そういうもんなんだ。児童担当は奥が深い。
その後も誰に話しかけられてもずっと笑ってるし、私が第二の母と思ってるSさんには投げキッスの芸を仕込まれてるし、順番に抱っこされてテンション上がりまくりのぴよさんを見て、古い付き合いの数人から
「本当にM(私の旧姓ね)の子?」
とまで言われてしまった。私は人見知りして、新人さんが来る度に表情が固まって目を合わせられない人間でしたからね・・・。私自身が新人の頃は、愛想笑いができなくてカウンターで無表情だったし。
私
「帝王切開だったからきちんと見てはなかったですけど、多分私の子で間違いないと思いますけど」
Tさん
「じゃあ性格は旦那さんに似たんやね(きっぱり)」
いやだから、かつては愛嬌のない新人ですいませんでしたとネタにされる度に謝ったじゃないですか。
全然変わらないノリで話せて楽しかった。親の干渉が嫌で、結婚するなら県外の人と!と思って今の旦那サンと結婚することに何の躊躇もなかった私だけど、今になってここに来る度に
(*´д`*)
実家の近くでいい人を見付けてたら、きっとここで働き続けたんだろうなぁ。
と思う。親の束縛が強くて、ちょっとした箱入り娘だった私。進路は親が決め、部活もバイトもロクにやったことなかった私に酸いも甘いも、一緒に何かをやる一体感も、窮地で助けられるありがたさも教えてくれた場所だったから、この場所は本当にどんなに感謝しても足りないくらいだ。あーあ。旦那サンと離婚したら実家に戻って、ここで働きたいなぁ。や、まだその予定はないけどさ。
長居したいのはやまやまだけど、そこそこの時間で帰る事にする。この後は家族行事が待っている。そう。
父の還暦祝い
あー、おとーさんとうとう還暦かぁ。我が家の頼れる長男がホテルのお座敷を借りての食事会を計画していて、還暦の記念品の時計も用意していた。時計、12万っすよ。お兄ちゃんありがとねー・・・ってわけにもいかず、もちろん兄妹でワリカン。
さて、家族で食事と言う事は。
(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
飲むぜ!!!
久々に酔っ払っちゃうぜ!!!
と気合いが入る。下戸で運転手の父と義姉・そこそこ強い母・まあまあ強い兄・並よりちょい弱い旦那サン・好きなカクテルがないから果実酒をちょびちょび飲むしかない妹。このシチュエーションなら、私が少々酔っ払ってもぴよさんは誰かががっつり面倒見てくれるはず。
市内でも数少ないホテルでの食事は予想以上においしくて、適当に頼んだワインがかなり飲みやすくておいしくて、コース料理をちょびちょび食べつつ私にしてはハイピッチで飲む。で、サービスで付いた乾杯用のシャンパンを母・兄・私で空け、ワインを4杯飲んで地に伏した。もう満足です。
酔いを冷ますためにトイレに行ったけど、明らかに酔っ払いとわかる足取りでふらつく。こりゃ戻れるかしらとか思いつつトイレのドアを開けると姪その2がいたんでちょっと待っててもらい、帰りは肩を貸してもらった。ちなみに年長さんにしてはちょっと大柄な姪その2、いざとなったら私をおんぶできる(実証済)。さすが頼れる長男の子。
それにしても、久し振りにこんなにおいしい料理を食べた。
お子様ランチもファミレスとは段違いで、ちゃんと荒挽き肉を使ったハンバーグ、タルタルソースが激ウマな海老フライ、サクッと軽いポテト、本格的なホワイトソースで作られたグラタン、ふんわり甘めのシチュー。ええ。全部味見しましたよ。ぴよさんと姪3人、どれかが何かを残してるから、ちょびちょびとつまみ食いして。デザートは旦那サンとぴよさんの分も食べたし。食べる事に関しては、しばらくは思い残す事はない。
ちなみに、時計好きの兄が父のために選んだ時計はコレ。
これ、なんと天神に行って買ったらしい。言えば買ってきたよ、お兄ちゃん。「小さい子連れて天神行くの大変だろうから・・・」って、季節がいい時は週3回は行ってたけどね。
最後の方は子供達が駆け回り、かなり賑やかな還暦祝いになった。ホテルが用意してくれた赤いちゃんちゃんこと帽子は、最後には姪達が交代で着て遊んでた。ぴよさんは帽子だけで満足らしい。
バレンタイン |
2011/02/10/23:17 カテゴリー/[日常]日常
今年のバレンタインは旦那サンとは別々の場所で過ごす。この週末の3連休も、全員で私の実家に行く予定なんで、バレンタインに何か作るんなら今日しかない。製菓用のチョコレートを買いに行った時に見付けたトッピング用品がとても可愛くて、とにかくこれを使える物を作る事にした。
接写が上手くいかなくてちょっとピンぼけしてるけど、小さい小さい瓶に入ったキラキラデコ。この瓶自体2cmくらいしかない小さい物で、どちらかというと瓶目的で買った。この瓶を何に使うのかは全く思い付かないんだけど。
これをトッピングに使うチョコレート菓子、しかもそう難しくない物・・・チョコレートムースしか思い付かない。ムースはハンドミキサー使わないと厳しい。ハンドミキサーはぴよさんが寝てる時に使うと音がうるさいから、起きてる時に作らないといけない。というわけで無茶かな~と思いつつも、レ~ッツ・クッキング!(まいんちゃん風に)。
途中でぴよさんがゼランチぶちまけたり、ハンドミキサーのコードを引っ張ったり、テーブルのボールをつかんだりとハプニングは多かったけど、何とか完成した。
ボヘミアのワイングラスを、こんな事にばっかり使ってる。ワインそんなに飲まないのに、きれいだから何となく買っちゃった代物だもんなぁ。こんな時にでも使わないと、全く使わないままになっちゃう。ちなみに右下の方に写ってる灰色の物体は、小雪。活動時間になったんで、パッタパッタ歩き回って構えアピール中。
それにしてもさ・・・。
il||li_| ̄|○ il||li
相変わらず盛り付けセンスねぇな・・・。
デコはバラまく感じじゃなくて一ヶ所に固めて置きたかったんだけど、思った以上にヒラヒラしてて扱いにくかった。少し汗ばんだ手に吸いつきまくるし。
さてこれを、遅くに帰って来た旦那サンがご飯とお風呂を済ませた後に出したんだけど。
旦那サン
「何か・・・。
ムースってこんなもん?泡って感じしないね」
ええまあ、ぴよさんの邪魔のせいか、私の製菓の腕のせいかはわからないけど、ムースって言うかババロアって感じになっちゃってるね。すんませんね、あんまり上手じゃなくってさ。
ていうか、お世辞でも「おいしいよ」って言ってあげる優しさは君にはないのか。元からそういうとこ正直な人だったし、私が作った物に関してお世辞で褒められるのは嫌と言ったのは私だけど、最近何か旦那サンの無神経さが癇に障る事が多くて平常心を保つのにちょっと努力が必要だった。
先月は旦那サンにイラつくことが多くてちゃんと話し合いたいけど、今週末はバタバタする予定だから無理。じゃあせめて、普通にしてようと思った。普通にするからにはちゃんとバレンタインをしようと思ったんだけどね。やっぱこういう気持ちのままじゃ、何をやっても私自身がしっくりこない。旦那サンは普段通りなんで、きっと何とも思ってないんだろうな。
先日書いた旦那サンの謝らないポリシーについて
私
「今後ぴよが真似したら困るから、悪い事したらちゃんと謝って」
と言ってみた。そしたら、
旦那サン
「じゃああんたも自分の非をちゃんと認めてよ」
と言い出した。出たよ、論点のすり替え。
(ノ-_-)ノ~┻━┻
今話してるのは非を認める・認めないの話じゃない!
明らかに自分が悪い時に謝れっつってんの!!!
私はたまに機嫌が悪い時に、何もかもを旦那サンのせいにする所がある。これは確かに直すべき癖だとは思う。ただそれを、いつも私が自分の非を認めないで謝らないみたいに言われると、これまたムカつく。私は自分が悪い時は、結構さっさと謝ってますよ。10回に1回くらい謝らない事を、さも毎回かのように言うんだもんねー。あーやだやだ。
何だかんだで結局最終的には旦那サンにムカついて1日が終わる。
16日に書くゴッホ展行き |
2011/02/09/11:20 カテゴリー/[日常]こどもがいる日常
太宰府の国立博物館にゴッホ展が来てる。旦那サンに見に行きたいというと
旦那サン
「行ってもいいよ」
と言うそれほど乗り気じゃない返事だったのと、行く予定だった日に病気したこと、旦那サンが熊本に出張になって週末は疲れ気味なことがで、旦那サンがアテにならなくなってきた。迷った揚句、ぴよさんを連れて私だけで行く事にする。
さて、西鉄に乗って太宰府へ。予定では昼前くらいに太宰府に着いて軽く昼食を取り、ゴッホ展を見てから天満宮に行って、適当な茶店で甘酒でも飲みながら梅が枝餅を食べようと思っていた。結構軽い気持ちで太宰府に向かったんだけど。
電車の中でしばらくはご機嫌だったぴよさんが、「おやつを食べる」とベビーサインで訴えてきた。それで車内でおりこうさんにしていられるならと、持ってきた赤ちゃんせんべいをあげる。普段はおやつを少ししか食べないぴよさんなのにこの日はどんどんおやつを食べて、あっという間に持ってきていたせんべいを食べてしまった。
それでもまだ「食べる」のベビーサインをし続けるぴよさん。仕方なく、昼食にと持ってきたお弁当を食べさせることにする。車内に多少臭いが漂うだろうけど、1歳児がギャン泣きするよりマシだろうと思ってスプーンを持たせてお弁当を食べさせた。
ところが私がお弁当箱を支えてることが気に食わなかったのか、徐々にぴよさんの機嫌が悪くなる。お弁当箱を自分で持ちたがった揚句、上手に持てなくてさらに怒りだし、お弁当箱をガシャーンと放りだした。
il||li_| ̄|○ il||li
恐れていた最悪の事態だよ、これ。
幸い車内はやや混みくらいで、お弁当は床に散らばっただけだった。それをティッシュで拾い集めて、グズり出したぴよさんをなだめても無駄。これはもう、最終手段を使うしかない。横向きの座席だったけど、恥を忍びつつ授乳する事にする。脱いだコートで隠しつつ授乳すると何とか機嫌は直ったけど、やっぱぴよさんと2人で遠出は無茶だったかな~と早くも後悔し始めた。
さて何とか太宰府に着き、座敷のあるうどん屋さんに入ってうどんを食べてから・・・と思ったら、ここでもぴよさんは途中から泣く。そしてまた授乳。お店を出る頃にはぴよさんはご機嫌にはなってたけど、私はちょっと疲れ始めていた。
ムカつくぐらいノロいリフトを散々待ってからやっと博物館に到着。リフトに乗る前から、遠くからスピーカーで「チケットをお持ちでない方は~」とか「ただいま〇分待ちです」とか言ってる声が聞こえると思ってはいた。でも、平日昼間なのにロープを張らないといけないくらい長蛇の列ができてるとは思わなかった。チケット買うだけで20分待ちとか、凄い人気だなこりゃ。
幸い私は西鉄の駅でチケットを買ってきてたから、直で入館できた。入館してしまえば列はサクサク進んで行ったから、余裕ぶっこいてた。入口で館員さんに「ベビーカーはお持ち込みいただけません」と言われても、最近のぴよさんは大人しく手を繋いで歩いてくれるからと、まだ余裕ぶっこいてた。一歩展示場に入ってびっくり。めちゃくちゃ多い。水曜日の真昼間の博物館に、人!人!人!それが絵画の前でダンゴ状に人だかりになってて、ほとんど動かない。
最近美術館とかではイヤホンで聞く持ち歩き音声ガイドを貸し出してるけど、あれは確実に混雑を招いてる。
館員さん
「空いてる所からご覧下さい!順番は関係ありません!」
とか言ってたけど、混んでる絵画の前はずっと混んでるから意味ない気がする。細い通路を「止まらないでください!」とか言って見せた方が、まだゆっくり見れるんじゃなかろうか。
せっかくぴよさんを連れてきたんだから、ぴよさんにも絵を見せようと思ってぴよさんを抱っこしてダンゴ状の人だかりを徐々に前に進んで行った私。私自身は人混みは苦手じゃないから、何とか短時間で最前に出れた。しかしまあ、後ろから押される押される。ぴよさんだけは守りつつ、押し返す私。人混みは流されると負けだと思う。
何とかノロノロ進みつつ、近くにいた人から時々「赤ちゃん連れは大変ねー」とか言われたりしつつ、それなりに見て行く。最前で見続けたんだけど、絵をライトアップしてある電球でぴよさんがうっすら汗をかき始めた。続いて抱っこから降りたがる。しばらくは大人しく手を繋いで歩いて、周囲からも感心されていたんだけど。絵画の前は閲覧客接近防止のための段があるんだけど、そこに登りたがり始めたらもうアウトだった。何度降ろしても登る。途中でちょっと後ろの方にいたおばさんに
おばさん
「ここに登っちゃ駄目よ」
とか言われたけど、うっせーな!アンタに迷惑かけた!?って言いたいくらいには私も疲れ始めた。実際言うほど、私も落ちぶれてないけどさ。でも、ああいうとこで道徳説いてくる見知らぬ人って昔から苦手だ。田舎ほどああいう人がいて面倒だと思うけど、福岡に来てからはあまり言われた事なかったから油断してた。
ぴよさんは登りたい所に登らせてもらえず、暑いし退屈だし、とうとう泣き出した。最前をキープして絵を見続けたけど、ここでもう断念。人混みを出て、少し空いたスペースでぴよさんをあやす。館員さんに一旦出る事を進められたけど、入口がまたスムーズに出る事は許されない程度には混んでるからちょっとだけ様子を見させてもらってると、案外すぐ泣き止んだ。
あとはもう、人だかりに戻る事はせずに後ろの方から伸びあがって見るしかない。ゴッホ展とはいえゴッホじゃない作家の物も結構あるから、そういうのは全てすっ飛ばし。稀にゴッホの絵の前でも空いてるのがあったから、それだけはゆっくり見れた。あと、自画像だけはちょっと無理して前の方まで行ってみた。
ゴッホの絵ってうねってる。近くで見るとベタベタして見えるけど、遠くから見ると物凄く深みがあって、また近付くとその深みの表す時に「え?こんな色も使ってあったの?」みたいな色がチョンチョンと落としてあったりする。何かその計算された陰影や奥行きや補色の使い方が凄くて、
(*´д`*)
ゴッホの絵ってデコボコしてるけど繊細だなぁ。
彼自身、繊細な人だったんだろうなぁ。
だから晩年はイッちゃって、耳切ったりとかしたんだろうなぁ。
とか思ってたら、近くにいたオッサンが「ゴッホの力強い筆遣いが云々。この大胆さが素晴らしい」とか言っているのが聞こえて、
(((((((((((o_ _)o
だめじゃん、私。
と思った。確かに筆遣いは力強いよね。何か空間が歪むくらいね。私の芸術的感覚、どこまでもアテにならない。
大半は流し見をしつつも、何とか無理やり全部見て展示場を出る。とにかく疲れた。何でもいいから一番近い飲食店に行こうと、館内の喫茶店に行くことにした。
ぴよさんは行きの電車でおやつを食べ尽くしてる。でも何か食べさせないと、いけない。今日だけは特別・・・と、大人向けのケーキを食べさせることにした。一番飾り気がないパウンドケーキを注文したけど、これがまた微妙。ホテルのパウンドケーキって書いてあったんだけど・・・。カフェオレも微妙。でもぴよさんのケーキへの食いつきは良かった。ま、初めてのバターたっぷり砂糖たっぷりのお菓子だもんね。
少し元気が出たんで、博物館の前で記念撮影。
ピースしてるつもり。
このまま帰ろうか迷ったけど、何とか元気を出して天満宮の方まで行ってぴよさんにくじ引きをさせてみた。結果は中吉。うーん、あんまりいい事書いてないや・・・。
帰りは参道で梅が枝餅を買って、歩きながら食べた。ついでに、太宰府駅の近くのコンビニでパンを買ってから電車に乗る。案の定、ぴよさんは「パン食べる」のベビーサインを何度もやる。最近は出先だと何やかんや食べたがる気がする。でも、こういう時のためにとおにぎり作って持って行ってても、あまり食べなくて、パンやベビー用菓子ばっか食べたがる。まあ、子供らしいと言えば子供らしいか。赤ちゃんせんべいを2口で放り投げてた頃から比べたら、美味しい物を食べる事は楽しい事だって思ってくれてるだけマシかな。
あちこちで目眩を起こしつつ、福岡市内に帰りついたのは17時過ぎ。義母が休みの時にぴよさんを預けて行けば良かったと、心から思った。でも、行かなきゃ良かったとは思ってない。ゴッホはやっぱり一見の価値はあったと思う。
冷静に考えてみる |
2011/02/08/23:57 カテゴリー/[日常]日常
旦那サンに対して腹立ちが収まらないことについて、距離をおいた状態でじっくり考えてみる。考えてみれば、嫌なことを言われたって出来事が立て続けに3回あったんだよなぁ。
1回目は、結婚してから再三言ってることを守ってくれないことについて、またやらかしてくれたんでイラッときて怒った時の事。些細なことだけど、計算してみたら既に300回近く注意しても毎回うっかりやらかしてくれる事がある。最近はそれが起こり得ないようにしてたんだけど、久々にやられたんでまたブチ切れた。そしたら
旦那サン
「あんただって、できてないこといっぱいあるやん」
とティーンズ並みの論点のすり替えをして来た揚句、そこを指摘すると
旦那サン
「じゃあ勝手にむかついとけば?」
って言われたこと。ちなみにうちの旦那サンは、基本的に謝らない。「謝ってもその事自体がなくなるわけじゃないから、謝らない」という謎の理論を持ち出した時に、それは人間としておかしい、あんたはどういう育ち方をしたんだと文句を言って、小さな事では謝るようにはなった。でも私が怒ってると、これまた謝らない。この点に関しては、もう子育てしてる気分だ。あんたの親はどういう躾けしてきたんだ!?とはさすがに言えないけど、言いたい。
まずこの点について冷静に考えてみると、まずは旦那サンは最近仕事が忙しいみたいなんで疲れてたんだろうとは思う。何をされても怒らない旦那サンが、珍しくイラッと来てたのは見て取れた。でもねー。キッチンツールが入ってる引き出しは埃が入るのが嫌だから必ずきちんと閉めてって、300回言われても毎回忘れて半開きのままってアホじゃなかろうか。あ、いかんいかん。冷静に考えるんだった。とはいえ、この時私はまだ妊娠初期の状態。ホルモンのバランスが崩れて、些細なことで凄まじいイライラが襲ってくるという情緒不安定な時だった。それは言ってあったはずなんだけどなぁ。
ちなみにこの後辺りから、旦那サンの夕食を用意しなくなった。「遅くなる時は軽く食べるから、面倒なら作らなくてもいい。でもあれば食べる」と言われてるけど、こんなにずっと作らなかったのは初めてだと思う。それに関しても、旦那サンは「しほが家事をサボってる」としか思ってないんだろうなぁ。あと、パーソナルエリアを広めに取ってるのも、何も思ってないだろう。あー、むかつく。やっぱ冷静に考えるって、無理。
2回目は、ぴよさんから始まった嘔吐が旦那サンと私にもうつってった時。ぴよさんと私が先に治り、旦那サンが一番重症化して熱もかなり上がった。日曜日だったんで病院は開いてない。風邪薬は先日旦那サンが飲みつくしてから、買い直してない。私自身も病み上がりなうえ、これまた病み上がりのぴよさんを連れて薬を買いに行くのも嫌だったから、自力で治してもらうつもりだった。そんな折。
旦那サン
「濡れタオル持ってきて」
と言われた。先にも書いたけど、私は病み上がり。さらに生理が来て出血が一番ひどい時で、流産まっさかり(?)の時。生理痛に似た鈍痛を抱えつつ、ぴよさんの相手をしていたから、すぐには動けずに一呼吸か二呼吸か深呼吸をしてから立とうとしたら、それより先に旦那サンが
旦那サン
「あーもう!使えん!」
と怒鳴って自分でタオルを濡らしに行った。使えんって、アンタ・・・。私は出血が始まった事は言ってあったし、出血がひどくなってきた事も言ったんだけど。忘れたのか。忘れんなよ。
ここでまた冷静に考えてみて。まあ、具合悪くていっぱいいっぱいだったんだろうなとは思う。普段の私なら、後で軽く文句言う程度で引きずらなかったとは思う。でも先の「勝手にムカついとけば」以来、何か旦那サンに歩み寄ろうとする気持ちが湧きでない。この件は腹立ちワードの相乗効果で根に持ってるだけだと思うから、まあ怒りゲージを下げてもいいか。
3回目は、流産が確定した時の事。旦那サンは2月・3月に熊本への単身赴任が決まってたから、もし普通に妊娠してたらぴよさんを抱えてつわりで苦しむことになる。その事を心配はされていた。ところが、間違いなく流産だったと報告したら、
旦那サン
「俺の単身赴任が入ったから、流産してかえって良かったと思う」
いい事あるか、馬鹿者。ちなみに、慰めの言葉とかはなかった。この時も、普段の私ならドカーンと「良くないやろっ!」と怒ったと思う。だけど先の「勝手に(以下略)」と「使えん」で、何か関わり合うのが馬鹿馬鹿しくなって黙ってた。この件は、冷静に考えてもやっぱムカつく。
とまあ、冷静に考えてみてもやっぱ無理。旦那サンは真面目に話し合うとかそういうキャラじゃない以上、やっぱ物理的に距離ができたのは良かったのは間違いない。でも冷静に考えてもムカつくという結論が出た以上、どうにか話し合わない事にはこのまま仮面夫婦になってしまうかもしれない。
3つ挙げてみると、ひとつひとつは些細と思えなくもない。でもやっぱ3つが短期間で起こったこともあって、あれもこれもムカつく状態。
元々「耐える」っていうのが苦手な私は、旦那サンの心ない一言シリーズを我慢して水に流すっていうのが上手くできない。だけど飄々とした性格の旦那サンときちんと話し合えるかどうかも定かじゃなくて、シミュレーションの度に失敗している。そんな中、元彼が夢に出てきたりとかして、これが俗に言う倦怠期ってやつなんだろうなとしみじみ感じている。
私は普通の主婦の方々よりも欠点が多いと思う。真冬は極端に家事をサボるとか。すぐ体調崩して家事を休むとか。そうじゃなくても掃除をしないとか。突然怒り出すとか。他にも色々。その辺を全部まとめて受け止めてくれてる旦那サンに感謝しつつ、私も旦那サンの欠点を受け止めるのが理想なのかなぁ・・・と、ちょっと冷静っぽいことも考えてみる。うーん。「耐える」って難しい。
ま、結論はいつもと同じになりそう。
┐(´-`)┌
なるようになるさ。
やっぱそれしかないわ。
値下げ!? |
2011/02/07/07:40 カテゴリー/[日常]日常
大家さん
「家賃そろそろ安くしてやらんといけんね」
と言われた。
(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆
え?いつ?
いくら安くしてくれるの!?
とぐいぐい聞きたいのを我慢して、
私
「ありがとうございます。ぜひお願いします」
と言っただけで帰ってしまった私。いくら安くしてくれるんだろう。現実的な額としては、マイナス5千円くらいかな。1万円引いてくれると、相当助かるんだけど。そこんとこグイグイ聞くことができなかったヘタレです。お金に関する事でがっつけないんだよね・・・。心の中では凄まじくがっついてるくせに、変な見栄張っちゃってさらっと流しちゃうのは悪い癖なのかもしれない。主婦として。
そもそも、マンション買うことを考えている今日この頃。今さら下げていただいても、貯蓄に回せる額が増えるのは数ヶ月だと思う。何か色んな意味で悶えたい。