実家での出来事~赤ちゃん返りする姪その3編 |
2010/08/22/01:20 カテゴリー/[日常]日常
前回の帰省ではおもちゃや絵本を貸してくれたり、抱っこしたがったりと、何かとお姉さんぶってた姪その3。2歳8ヶ月にしてかなり自我が芽生え始めてるようで、自分のおもちゃは一切貸してくれなくなった。合い言葉は
姪その3
「これ、(姪その3)ちゃんの!」
長女のぴよさんは、年上から冷たくされたことがほとんどない。育児サロンなんかでおもちゃを取り上げられたり突き飛ばされたりすることもあるけど、大抵相手の母親がめっちゃ謝ってきて終わり。もっと泣かしちゃうほどの試練があってもいいんじゃないかな~と思う事もあったけど、いとこ相手にそれが叶った。
姪達が私の傍で遊んでる時は、基本的に叱るのも褒めるのも私に任せてる兄夫婦。多少
「こら!ぴよちゃんは赤ちゃんだから、貸してあげなきゃ!」
と言う程度。私は笑いながらそれを見守ってるだけだったんだけど。
夕食時、ぴよさんに離乳食を食べさせようと赤ちゃん用の椅子を借りたら
姪その3
「これ、(姪その3)ちゃんの!」
とぴよさんをどついた。さすがにこれには大人達から雷が落ちた後、普段は座らせてもらえない椅子で夕食を食べれることになって機嫌が直った姪その3。さっさと自分のご飯を済ませて、離乳食を食べてるぴよさんを横でじーっと見てた。見てるだけじゃなく、口がぽかんと開いて段々と顔が近付いてくる。
私
「近い!近い!(姪その3)ちゃん、近い!」
と言うとぽかん顔のまま少し離れるけど、ぴよさんに食べさせてるとまた少しずつ近付いてくる。これは・・・と思って、冗談半分、本気半分で
私
「食べてみる?」
と聞くと、めっちゃ嬉しそうに
姪その3
「うん!」
と。
まじかい!?と思いつつ、少しだけ食べさせてみる。ぴよさんの離乳食は、西原式育児の離乳食に沿って米と野菜中心。今はまだ味付けしてなくて、海苔やきな粉で風味付けしてる程度。何でも食べる姪その3にとっては、おいしくないかもしれない。
私
「おいしくないでしょ」
姪その3
「おいちー」
私
「えー・・・」
戸惑いつつぴよさんへの離乳食を再開してたら、姪その3がぴよさんのストローマグに目を付けた。最初は私の顔色を伺いつつ、ストローマグに入った少し飲む。
私
「あっ!もー、ダメでしょー」
と言ったけど、あんまり怒ってないのを感じ取った姪その3は、ぐびぐびとあっという間に全部飲みつくした。ちょっと前まではストローマグよりコップで飲みたがってたくせに。私、兄、義姉、母で軽く怒ったけど、これって赤ちゃん返りだよねーと話しつつぴよさんの離乳食終了。
離乳食後の授乳をしてたら、姪その3が再びぽかん顔で少しずつ近づいてきた。これは、アレか?弟か妹ができると、自分も母乳やミルクを飲みたがるというアレか?なんて思ってると、案の定
姪その3
「おっぱい飲みたい」
Σ(゚д゚lll)
えー・・・。
自分の子なら、赤ちゃん返りした時にちょっと飲ませることもあるかもしれない。でも姪とはいえ自分の子じゃない子に、差し迫った事情もないのに自分の乳やれるか!?しかも姪その3は、兄にめちゃめちゃ似てる。私には無理。
言葉に詰まってると、
姪その3
「おっぱい飲みたい」
ともう1回言われた。真剣に。これはもう私の手には負えない。周囲に助けを求める。
私
「(姪その3)ちゃんがおっぱい飲みたいって言ってるー」
ちょっと騒然となった。だけど誰も助けてくれなかったんで、
私
「お母さんに言っておいで」
と逃げることに。姪その3は嬉しそうに義姉に駆け寄って、
姪その3
「おっぱい飲みたい」
義姉
「え?ええ!?
おっぱいは、もうおかしいよ。(姪その3)ちゃん、もうすぐ3歳だもん」
姪その3
「おっぱい飲む!」(地団駄踏みつつ)
兄
「じゃあお父さんのおっぱいあげようか?」
姪その3
「うん!」
父の乳という冗談が2歳児に通じるはずもなく、今度は兄に駆け寄る姪その3。冗談が思った以上に通じなくて、戸惑う兄。
兄
「(姪その3)、牛乳あげようか。牛乳飲む人はおっぱい飲めんよ。いい?」
声には若干の焦りを滲ませつつ、娘の牛乳好きを利用して事なきを得た。
赤ちゃん返りって、自分の親を取られたって気持ちからなるもんじゃないの?姪その3は私が結婚してから生まれた子だから、絡みは少ないはず。何でだろうなぁ。そういや前も、姪その3は私相手にちょっと赤ちゃん返りっぽい様子を見せてた(09.11.22参照)。今回はさらにパワーアップしてて、びっくりした。
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