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普通でいること

2011/03/20/22:57  カテゴリー/[日常]日常

 テレビを点けると必ず地震関連のニュースをやっている。地震と津波だけじゃなくて、今は原発もかなり心配な状況。被災地の方々が心配であると同時に、もし大きな地震が来たらどうしよう、どうやって我が子を守ろうか、守れるだろうかって、大抵の子を持つ親が考えてる事を、私も考えずにはいられない。
 日本中がそんな深刻さを抱えてる中、のん気にブログを書く事・・・そもそもブログがのん気にな内容になるような事をやってる事自体に罪悪感を覚えてしまう。でもその罪悪感からも目を背けて毎日を送ってる。
 今は旦那サンが単身赴任で熊本に行ったままで、特にネガティブになる夜はぴよさんと2人きり。考え過ぎると不安だけが募っていくから、少なくとも平日は普段通りに生活することにした。普通に遊びに行ったり、ヤボ用を済ませたり。ここの日記でも下らない日常の事を書いていくことが、私自身のメンタルヘルス的な自衛手段になってる。
 とはいえ、ブクマしてるブログやマイミクさんの日記・つぶやきには、震災に心を痛める内容がずらり。普通の日常を書き続けてる人は少ない。何か私だけ空気読んでないっていうか、自分の事しか考えてないんだなーと思うとちょっと落ち込む週末。
 昨日の午後に旦那サンが帰って来て、今はちょっと冷静に考える余裕ができた。で、自分のブログを読み返してちょっと凹む私。でも3連休なのに月曜の午後は仕事が入ったらしく、月曜の午前の内にまた熊本に発つらしい。それならまた「考えないモード」をオンにしておかないといけないな。
 とりあえず、「もし福岡で大きな地震が来たら。津波が来たら」は

旦那サン
「福岡市は海が近いって言っても湾になってるから大丈夫。
能古島とか志賀島とかで威力は弱まる」

と言われた。地震の揺れにさえ耐えて治まった時に避難すれば、あとは大丈夫なのかな。本当かどうかは知らないけど。
 あと、旦那サンの実家が近いのは安心ポイント。先日会った時に、

義母
「いざという時はどこに避難する?」

と聞かれ、お互いの避難場所の確認もしたし。まあ、近いから被災する時は一緒なんだけどね。
 明日の昼前から、またぴよさんと2人の生活。私は被災地の事を深く考え過ぎないようにしつつ、普段通りに生活して経済を回すことに貢献しようと思う。



 今回の地震と津波で、「稲むらの火」という話を思い出した。尋常小学校の教本に載っていたという話。もちろんリアルタイムで知ってるわけじゃなくて、司書時代にレファでちょっとディープに調べた事があるんで内容はよく覚えてる。

 江戸時代に起こった地震の時、どこかの村であった実話。そう大きくはない地震の後、高台に住む庄屋は海の水が沖に退いて行くのを見て津波が来ることを知った。平地に住む村人は地震にさえ気付いてなくて、知らせに行く時間はない。そこで庄屋は、刈って干してあった自分ちの稲に火を点けた。庄屋の家が火事だと思って、鎮火のために高台の庄屋の家に行く村人達。稲が燃えてるのに消火活動をさせない庄屋を、駆けつけた村人は気が狂ったんだと思った。なかなか消えない火に村人全員が高台に集まってきた頃、村に津波が押し寄せた。こうして庄屋は、自分の家の稲と引き換えに村人全員を救った。

という話だったと思う。多分、戦前・戦中生まれの人達のほとんどは、この話を思い出してるだろうな。どうよ、この自己犠牲の精神。自分んちが今から冬を越すための蓄えを全部燃やしてでも、村人全員を救おうとした庄屋。
 今の政治家、見習えよ。何でどさくさに紛れて仙石が副幹事長になるんだよ。東京消防庁の職員に「さっさと放水に行かないと処分する」とか言った海江田、お前が処分されろよ。蓮舫が節電担当、辻元がボランティア担当とか、ふざけんなよ。ていうか総理が頼りなさすぎなんだよ。あいつら口ばっかなんだよ!とりあえず肥えた私腹を提供しろよ。DS買うために貯めてたお金を募金した3歳児の方が、よっぽど立派。3歳児に日本は動かせないけど、心意気では負けてるよ。
 民主党の頼りなさにイライラしつつも、さすがに枝野の頑張りは称えたい。そして彼の顔色の悪さは、ちょっと気になってる。総理が頼りないばっかりに・・・。かわいそ。

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