小学生と立ち話 |
2009/11/06/17:02 カテゴリー/[日常]日常
暇だし天気もいいんで、ぴよさんを抱っこしてちょっとその辺まで散歩に出た。ちょうど小学1年生の下校時間だったようで、黄色い帽子をかぶった子がパラパラと歩いてくる。姪その1も小1だけど学童行ってるはずなんで通らないだろうなと思って眺めていると、かわいらしい女の子が挨拶してきた。
女の子
「こんにちはー」
私
「こんにちは」
女の子
「赤ちゃん何歳ですか?」
私
「ん?この子?まだ0歳だよ。6月に生まれたばかりなの」
女の子
「かわい〜。ぽぽちゃん(子供向けのお世話人形)みたい」
遠慮がちにぴよさんの足をツンツンしてくる女の子。と、通りかかった男の子が足を止めた。姪の小学校は1年生は1クラスしかないって言ってたんで、多分クラスメイトだ。
男の子
「あ、赤ちゃんだ」
女の子
「0歳だって」
男の子
「うちにも赤ちゃんいるよ。双子。〇〇くんと××くん」
私
「へーそうなんだ。双子すごいねぇ。大変だろうねぇ」
男の子
「大変じゃないよ」
私
「そりゃ君はね」
男の子
「お母さん産む時、痛くなかったってよ」
私
「いや、大変って言ったのは産む時のことじゃなくてお世話がね。いや産む時も大変だっただろうけどさ」
男の子
「俺がおらん時に産まれたから、どこから出て来たのかわからんかった。何か帰ったら産まれとった」
私
「へえ・・・」
男の子
「赤ちゃんどっから産まれたと?」
私
「私に聞くんかい」
相変わらず子供向けトークできない私。昔からだけど、どうしても対等トークになってしまう。ていうか、通りすがりのおばたんに何聞いてんだい、この子は。田舎の子は何でここまで気さくなのか。
私の場合はお腹切って産まれたけど、この子の母親の場合は違うっぽいから何て答えていいのやら。本当のこと教えていいのか?一瞬迷ったけど、女の子の方に適当に話しかけて話をそらした。
女の子は赤ちゃんが大好きらしく、かなり名残惜しそうにしている。けど、帰らなきゃって気配も出してる。
私
「家、何町?」
女の子
「○○」
私
「ちょっと遠いね。早く帰った方がいいかな」
男の子
「俺、××」
ん?うちと同じ町名じゃないか。田舎なんで、町内ほとんどが知り合いってとこ。改めて名札を見ると、よくある名字だけど町内にはそう多くない名字。そしてこの顔。
私
「君、もしかしてかー君んとこの息子!?お母さん、けーちゃんじゃない?」
同級生夫婦の息子だった。そういや2番目は双子が産まれたって人伝で聞いてたな。
男の子
「お父さんは〇〇でー、お母さんは××。知ってると?」
知ってるも何も、お父さんとは幼馴染。お母さんとは中学時代の友達だけど、高校は別だったんでそれっきり。おじいちゃんと私の父も幼馴染。おばあちゃんと私の母は友達。ひいばあちゃんは私の母を気に入ってて、畑で野菜が取れると必ずくれるという、家族ぐるみでお知り合いで、君んとこの3世帯一家全員よく知ってますけど、何か?
しっかし、お母さんは目がくるりんとしたかわいい人だったけど、君はお父さん似だね。でも優しそうな顔つきは改めてよく見ると本当にそっくり。そしてそのポン助っぷりはなかなか笑えるよ。
長いこと会ってもない人達だから気まずいんで、私の身分は隠すことにした。
私
「んー・・・。この町の人は大体知ってるよ」(嘘じゃない)
男の子
「へー。あ、町内会長!?」
C= C=ミ(∋_ _)∋ ズコー
面白い子だった。
帰り際、女の子はぴよさんをぎゅーっと抱きしめて、男の子はぴよさんの頬肉をつまんでから去って行った。一応否定はしたけど、少年の記憶の中では私は町内会長になってるかもしれない。家に帰って両親に話したら、(-ω- ?)って感じだろうなぁ。
女の子
「こんにちはー」
私
「こんにちは」
女の子
「赤ちゃん何歳ですか?」
私
「ん?この子?まだ0歳だよ。6月に生まれたばかりなの」
女の子
「かわい〜。ぽぽちゃん(子供向けのお世話人形)みたい」
遠慮がちにぴよさんの足をツンツンしてくる女の子。と、通りかかった男の子が足を止めた。姪の小学校は1年生は1クラスしかないって言ってたんで、多分クラスメイトだ。
男の子
「あ、赤ちゃんだ」
女の子
「0歳だって」
男の子
「うちにも赤ちゃんいるよ。双子。〇〇くんと××くん」
私
「へーそうなんだ。双子すごいねぇ。大変だろうねぇ」
男の子
「大変じゃないよ」
私
「そりゃ君はね」
男の子
「お母さん産む時、痛くなかったってよ」
私
「いや、大変って言ったのは産む時のことじゃなくてお世話がね。いや産む時も大変だっただろうけどさ」
男の子
「俺がおらん時に産まれたから、どこから出て来たのかわからんかった。何か帰ったら産まれとった」
私
「へえ・・・」
男の子
「赤ちゃんどっから産まれたと?」
私
「私に聞くんかい」
相変わらず子供向けトークできない私。昔からだけど、どうしても対等トークになってしまう。ていうか、通りすがりのおばたんに何聞いてんだい、この子は。田舎の子は何でここまで気さくなのか。
私の場合はお腹切って産まれたけど、この子の母親の場合は違うっぽいから何て答えていいのやら。本当のこと教えていいのか?一瞬迷ったけど、女の子の方に適当に話しかけて話をそらした。
女の子は赤ちゃんが大好きらしく、かなり名残惜しそうにしている。けど、帰らなきゃって気配も出してる。
私
「家、何町?」
女の子
「○○」
私
「ちょっと遠いね。早く帰った方がいいかな」
男の子
「俺、××」
ん?うちと同じ町名じゃないか。田舎なんで、町内ほとんどが知り合いってとこ。改めて名札を見ると、よくある名字だけど町内にはそう多くない名字。そしてこの顔。
私
「君、もしかしてかー君んとこの息子!?お母さん、けーちゃんじゃない?」
同級生夫婦の息子だった。そういや2番目は双子が産まれたって人伝で聞いてたな。
男の子
「お父さんは〇〇でー、お母さんは××。知ってると?」
知ってるも何も、お父さんとは幼馴染。お母さんとは中学時代の友達だけど、高校は別だったんでそれっきり。おじいちゃんと私の父も幼馴染。おばあちゃんと私の母は友達。ひいばあちゃんは私の母を気に入ってて、畑で野菜が取れると必ずくれるという、家族ぐるみでお知り合いで、君んとこの3世帯一家全員よく知ってますけど、何か?
しっかし、お母さんは目がくるりんとしたかわいい人だったけど、君はお父さん似だね。でも優しそうな顔つきは改めてよく見ると本当にそっくり。そしてそのポン助っぷりはなかなか笑えるよ。
長いこと会ってもない人達だから気まずいんで、私の身分は隠すことにした。
私
「んー・・・。この町の人は大体知ってるよ」(嘘じゃない)
男の子
「へー。あ、町内会長!?」
C= C=ミ(∋_ _)∋ ズコー
面白い子だった。
帰り際、女の子はぴよさんをぎゅーっと抱きしめて、男の子はぴよさんの頬肉をつまんでから去って行った。一応否定はしたけど、少年の記憶の中では私は町内会長になってるかもしれない。家に帰って両親に話したら、(-ω- ?)って感じだろうなぁ。
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