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誰か私を罰してください

2013/05/24/11:12  カテゴリー/[日常]こどもがいる日常

 やってしまった。タロさんに大火傷を負わせてしまった。多分・・・いや、素人目に見ても間違いなく重度。
 事件は22日の昼頃。タロさんが寝てる間にアイロンを掛けて、収納前に冷ましてるところでタロさんが起きた。抱っこしてあやしてるうちにちょっと探し物を思い出して、タロさんを足元に置いて棚をごそごそしてると、

タロさん
「ギャーーーー!!!」

という泣き声が。いつも寝起きは愚図って私にまとわりついて泣くんだけど、この時に限って思ったより素早いハイハイでいつの間にか移動していた。ハッとしてアイロンの存在を思い出して駆け寄るまでは、まだちょっとした火傷だと思ってた。ところがアイロンはまだまだ熱々だったみたいで、右膝の外側の皮膚が幅1cm、長さ10cmくらい焼けていた。
 とにかくまず冷やさなきゃと思って、キッチンの流しに座らせて水をジャージャー掛ける。



((((;゜д゜))) ((((;゚Д゚)))
病院はどこ!?外科!?皮膚科!?
でも近隣の外科には行った事がないから、1回行ったきりだけど旦那サンの友達のお父さんがやってる皮膚科(徒歩5分くらい)こに行こう!



と焦る頭で決定。
 時計を見ると1時。病院は昼休みの時間だ。水掛けを一瞬中断してタロさんを抱っこし、ぴよさんの母子手帳ケースからその皮膚科の診察券を出してスマホも取る。ついでに、若干洗い物があったキッチンの流しから脱衣所の洗面台に移動してまた冷やしつつスマホから電話。
 タロさんの火傷のひどさにブルブル震える手で皮膚科に電話してひどい火傷を負ったと話すと、先生は外出中との事。どうしたらいいか自分で考えるのを放棄し、電話口の人に尋ねる。


「結構ひどい火傷なんですけど、こういう時ってこの辺ではどこの病院行ったらいいんでしょうか。外科とかですか!?」

 ちょっと待たされて、電話口の人が若い女性から年配の女性になった。多分、旦那サンの友達のお母さん。そして義母のママ友のはず。名乗るか!?名乗って融通利かせてもらうか!?でも、生死に関わるほどじゃないし・・・と思ってると、

「とにかくまず、30分以上流水で冷やしてください。冷やすのが先です。
先生は外出中なので、1時50分くらいに来てください。準備はしておきますから」

と言われて了承。
 火傷してすぐは大泣きしたタロさんだったけど、電話を掛ける頃には泣き止んでいた。でもまだまだ冷やし続けてると、今度は水を掛けられ続けてる事に抵抗し始める。そりゃもう、洗面台に座らせて水ぶっかけてるからタロさんの下半身はびしょびしょだもんね。私も腹周りはびしょびしょ。どうしようもないから、大人しくさせるためにそのままの状態で授乳を始めた。
 そういえば、ぴよさんのお迎えも2時に行かないといけない。まだパート中だろうなと思いつつ義母に電話したけど案の定留守電になったんで、幼稚園の方に電話して延長をお願いする。
 40分近く冷やし続けてから、着替えをひっつかみ、タロさんの下半身を大判ガーゼとパシーマとバスタオルで優しくくるんでベビーカーに乗せて病院へ走った。
 まだ待合室しか空いてなくて、10分ほど待ってやっと診察。さっそく出来ている水ぶくれに、薬の付いたガーゼをベタッと貼って、そのまま診察室で着替えさせてもらって、冷やした時間とか聞かれただけでおしまい。特別な処置したりとかはなかった。

先生
「結構ひどい火傷なので、治るのは時間が掛りそうですね」

との事。毎日ガーゼを取り替えるために通う日々になりそうだ。
 旦那サンには冷やしてる最中に片手で何度かメールしたけど、場所が脚だという事、自分の友達の実家で信用できる病院に行ってる事から、一先ずは安心だと思ったようだ。
 ぴよさんのお迎えは何だかんだで間に合った。病院に行く途中の信号待ちで同じ園に通うママさんに会ってざっと事情を話してたから、園庭で子供を遊ばせてるママさん達から心配された。ありがたいやら情けないやらで・・・。みんな「いつ起こっても不思議ではない事故」として同情してくれたけど、でも誰しもが起こす事故ではないのは確か。慰められつつも、自分の不注意やタロさんへの不憫さが募っていく。
 そんな中、

ママ友さん
「言い方は変だけど、ぴよちゃんじゃなくて良かったよね。
タロ君だったから良かったってわけじゃないけど、やっぱり女の子より男の子の方が傷が残ってもあんまり気にならないっていうかさ」

と言われて、ほんのちょっとだけど「確かにな~」と思った。痕が残ったとしてもゆくゆくは脛毛が生える辺りだもんなぁ。
 でもね、実はぴよさんにもアイロンで火傷負わせた事があるんだ・・・。ぴよさんは右手の甲の親指の付け根に、1cmくらいの火傷。随分目立たなくなってきてはいるけど、今でも少し痕が残ってる。この火傷、随分遅くまで実家の母にネチネチ責められたもんだ。
 夕方近くに、義母から電話が掛ってきた。私の着信が残ってたから、折り返し掛けてくれたんだろう。事情を話すと、パート帰りに寄ってくれた。

義母
「しほちゃんが落ち込んでるだろうから」

と、パンとアイスの差し入れ付き。



。・゚・( つД`)・゚・。
いい人だ・・・。本当、いい人だ・・・。



 義母は過ぎた失敗は責めても仕方ないって人なんで、叱られる事はない。その点は私の旦那サンも共通していて、夜に帰って来てからも怒られる事はなかった。ただ、

旦那サン
「アイロン禁止ね」

と言われただけ。もうね、死んでお詫びしたいくらい反省してる。本当、ごめんなさい。
 これが2日前の出来事。翌日がその皮膚科がお休みだったんで替えの薬とガーゼをもらったんで自分で取り替えたんだけど、私の手は震えるしタロさんはじっとしててくれないしで恐ろしかった。
 治るのには時間が掛ると言われたけど、夏休みに間に合うかなぁ。いやー、どう考えても、母に見付かってネチネチ文句言われるのは間違いないな。


「もう、何しよっとね」
「可哀そうに」
「どうせボーッとしとったとやろ」
etc.

 至極まともな事ではあるし、全面的に私が悪い事ではある。けど、何度も何度もなんっっっども言われると、反省が反発心になってきて



ノ`Д´)ノ.:・┻┻
うるっさい!!!



となるわけで。ああ、夏休みは1~2週間帰省しようと思ってたけど、今となっては母に会いたくないな・・・。

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