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愛犬の脱走

2009/07/09/09:48  カテゴリー/[日常]日常

 先週の話だけど。
 夜中に

フンッ フンッ

という音で目が覚めた。
 赤さんは泣く前によくそういう音を出す。起きてる時は「うわーん」と泣くこともあるけど、寝てる時にオムツが濡れたりすると徐々に目が覚めるみたいで少しずつ泣く。というか寝ながら泣くんで、息だけで泣くというか。
 またオムツかーと、眠い目をしぱしぱしながら起き上がってびっくり。目の前に我が家の愛犬レオン(↓こいつ)がいるじゃないか。フンフン聞こえてたのはレオンの息づかいだった。 

09_07_09_1.jpg


 一瞬頭の中が真っ白になったけど、とりあえず赤さんが危ない。レオンは赤さんを襲ったり噛みついたりするような凶暴な犬じゃないけど、子供が大好き。好き過ぎて頭突きする。生後1ヶ月の未熟者に中型成犬の頭突きは危険だ。
 レオンを捕まえようかと思ったけど、普段から動きが遅くてなかなかレオンを捕まえられない私。さらにこの時は寝起きで頭も体もトロさ倍増中。レオンは余裕で私を避けるだろう。



(* ゚□゚)ノ
そうだ!レオンの世話担当の妹を呼ばなきゃ!



 私達が寝てるのは1階の座敷。妹の部屋は2階。しかも妹の寝覚めの悪さは睡眠障害を疑うほど異常だ。さらに両親の寝室は座敷の隣にあるということは、すぐには思い出せなかった。はい、完全に寝ぼけてました。立ちあがった私を見て、レオンが「捕まったらこの楽しい時間が終わる!」って顔をして後ずさる。それを見て我に返れた。
 慌てて赤さんを避難させ・・・というか抱っこし、両親の寝室のドアを開けて怒鳴る。


「レオンが脱走した!」

しーん・・・


「座敷に来てる!助けて!」


「うーん」

と必死に両親に呼びかける私の横を、レオンが通り抜けていく。どうやら両親のところに行ったらしい。私に飛びかかってまで赤さんとじゃれようとしないで良かった。
 その時、寝室の暗闇から声が聞こえた。


「よーしよしよし」

 やばい。父、寝ぼけてる。さらに両親共に起き上がる気配なし。


「おーい、起きてー!」

 またレオンが私の横を通り抜けて、座敷に戻って行った・・・と思ったらすぐに戻って来て再び寝室に入って行った。嬉しそうに赤さんの枕を咥えて。


「こらレオン!それは戦利品じゃない!」

 ようやく起きたらしい母が取り上げた赤さん枕を手にレオンを連れて寝室から出てきた時にはホッとした。時計を見ると2時半。深夜にどっきりが起こると、必要以上に疲れるじゃないか・・・。
 どうやら妹が夕方に餌をあげた後、上蓋のかんぬきの締め方が甘かったらしい。屋内で飼ってるものの散歩の時にしか出してもらえないから、久々のシャバに大喜びだったようだ。以前は妹が、両親がいない時にこっそり小屋から出して室内で遊んでた。けど今は乳飲み子がいるんで、毛とかが必要以上に散らないようにと出してもらってないようだ。すまんレオン。
 とりあえず、私が眠りが浅い人間で良かった。赤さんに向かって「あ、お友達」って顔して近付いてきてるとこで目が覚めたんで我ながら凄い。赤さんまであと1mなかった。母性本能でによって防衛本能が研ぎ澄まされてるのか?

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