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七五三

2012/11/10/23:17  カテゴリー/[日常]こどもがいる日常

 すっかり放置気味だけど。
 金曜から私の両親が来て、里帰り出産のお礼として送ってたホテルの宿泊チケットを使って宿泊。昨日ぴよさんの七五三をやった。ぴよさんは、滅多に会わないのに私の両親には懐いてる。両親がうちに到着した時から、ウッキウキの大はしゃぎだった。
 さて七五三の日。ヘアアレンジとか苦手な私は、朝から予約していた美容院にぴよさんを連れて行った。母子をターゲットにしたリーズナブルな美容院で、おもちゃやDVD完備。リーズナブルさゆえか予約が入ってないといういい加減な対応をされたものの、空いてたんで短い待ち時間で順番が回ってきた。危ない危ない。もし「予約ミスで、セットできません」と言われたらブチ切れるとこだったわ・・・。
 アンパンマンのDVDを見せてもらいながらヘアアレンジしてもらうぴよさん。仏頂面にも近いへの字口で、目線下に置かれたテレビを凝視してる。



(;´Д`A
髪をカールしてもらったりするの、もうちょっと楽しむかな~と思ってたのにアンパンマンの方が気になりますか。
そうですか、そうですよね。



 

「ぴよ、見てみて!
髪くるんくるんにしてもらってるよ!」

と鏡を指差すも、チラ見してスルー。まあ、アンパンマンの方が気になるのは仕方ない。
 カールした髪を二つ結びにして、片方に持ち込みの大きな髪飾りを付けてもらって完成。通行人から注目されつつ、急いで家に帰り、母に着物を着せてもらって準備完了。
 着物でテンション上がったぴよさん、鈴入の下駄でさらに嬉しそう。やっぱ女の子だな~。親からブスだブスだと言われて育った私は着物やドレスで着飾るのが嫌いだけど、ぴよさんには自分の容姿を客観的に見れるようになるまでは乙女でいて欲しいもんだ。
 ところでぴよさんが生まれた時に母が勝手に買ってきた10万円強の着物、お宮参りの時以来の登場で、本日を持って役目を終える。着物の事を思う度に毎度思うし、ここにも何度か愚痴ってきたことをまた思う。



ヽ(;▽;)ノ
もったいねー!!!
やっぱ現金でくれよ!!!



 そしたら貯金しててレンタル料と会食料をここから出すし、余ったら将来ぴよさんに渡す通帳の方に貯金しとくのに。確かにレンタルする着物より物はいいけど、2回しか着ないのに本当にもったいない。しかも柄は母の趣味で勝手に選んだ物だから、小花が散りばめられた淡い現代風の柄は平安顔のぴよさんには若干似合わないという残念なオマケ付き。実家で試着した姪の着物は明治か大正のロマン感じる柄で、当時の子供かってくらい似合ってたんだけどなぁ。
 ちなみに7歳の七五三は、姪のを借りるそうだ。ホッ。姪3姉妹が着たおして、またまたぴよさんが着て、晴れの日に4回も着れば着物も本望だろう。
 さて父の車で神社に行って義父母と合流し、受付。当然ながら、着物を着た子供達でごった返してた。さすが11月15日に一番近い土曜日。お土産の千歳飴、謎のメダル、ぬりえとクレヨン、お菓子なんかのお土産をもらって30分ほど待たされて、ようやく名前が呼ばれた。
 人数が人数だけに、祝詞も長い。まあでも、ざわつきがちな3歳児達の中ではぴよさんは大人しい方だったかな。うーん、感心感心。
 元々イベント事に興味がない私。独身の頃から誕生日くらいならやるけど、クリスマスもバレンタインもめんどくさーって思ってた。そう公言する私に

旦那サン(当時は彼氏)
「別にいらん」

と言いつつ、クリスマスプレゼントもホワイトデーのお菓子もくれてた旦那サンには感心しきりなんだけど。子供が生まれて、餅踏みはすっ飛ばしたけどお宮参りと七五三は着物があるから渋々やった私。でも実際お払いしてもらうと、



(-人-)
小さいながら3歳まで無事成長しました。
今後ともこの子を穢れからお守りください。
健やかに育ちますように。



と心から思う。旦那サンもきっと同じ気持ちのはず・・・とチラ見すると、イベントはやってくれるものの私以上にドライな彼は集中力が切れた顔をしてた。で、近くに座ってる和服のママのをチラ見して、私にアイコンタクトを送ってくる。なになに?あんたも着物とか着たらいいのに?うっさいわ!結婚する時、着物を嫁入り道具として作らされそうになったのを必死に断って親を激怒させたけど、頑なに拒否した私に何を言う。
 そんなこんなで雑念の多いお祓いを終え、近所の料亭に移動して会食。美味しいんだけど、狭い堀ごたつの個室だったんでタロさんが邪魔。うーん、お宮参りの時は我が家で仕出し料理取ったけど、やっぱそっちの方が良かったかな?ぴよさんは、高級お子様ランチに喜んでたけど。
 何が一番駄目だったかって、旦那サンが自分の両親へ今日の事を日時しか伝えてなくて義父母をワタワタさせてしまって、それにイラついた私が両家両親の目の前でやや八つ当たり気味になってしまったのが一番良くなかったと思う。うちの親も、育て方を間違えたと思ったに違いない。私の両親は完全なる亭主関白だけど、母ではなく横暴な父によく似た性格の私。両親の夫婦関係を反面教師にした結果、こうなったわけで。いやー、寛大な義父母にはいつも感謝っすよ。
 料亭で義父母と別れ、両親は我が家で少し寛いでから長崎に帰って行った。お祝いとして両家から2万ずつもらったけど、私は前日実母から昼食も夕食もおごってもらって何故か服も買ってもらったんで、ちょっと申し訳ない。
 さてこれで、差し当って大金が飛ぶのイベントを消化してしまった。七五三と着物のクリーニング代、幼稚園の入学金納入、山口の義祖母(ぴよさん達のひいおばあちゃん)に会いに行って宮島観光もしたんで、今月はかなり苦しい。10月から旦那サンのお給料が戻ったとは言え、それを上回る出費。今まで赤字だった事もあって、かなり苦しかった。
 このまま冬にタロさんの服を少し買って、クリスマスがあって、固定資産税とか取られて、実家に帰省して、幼稚園の準備品があって・・・。とりあえず旦那サンの給料が戻ったから社会復帰を見送った私だけど、悩みは尽きない。
 ああ、晴れの日だったのに、最後はまた貧乏愚痴になってまった。

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