絵本のこと |
2009/08/17/16:56 カテゴリー/[育児]本のこと
本を読むことはいいことだ。できれば我が子には、ちょいちょい読む機会を与えて行きたい。これは私と旦那サンに共通する考えだ。ここが共通してたから、お互いどの程度の考えを持っているのか確認してなかった。
私は、絵本はできるだけ買ってあげて身近な物にしておきたいと思っていた。成長に合った絵本を選んでいくのは大変だから、月に1度送られてくるシステムのやつに申し込もうかなぁと思ってたくらいだ。童話社とかこぐま社とかクーヨンとか、宛てはいくつかある。
そのチラシを見ながら、何気なく旦那サンに話しかけた。
私
「こういうやつに申し込むか、私が自分で選ぶか迷ってるんだよねー。私は司書やってたっつっても児童部門を担当したことないからさ。児童書の勉強会とかはできるだけ参加してたけど、やっぱ専門じゃないから心配なんだよねー」
旦那サン
「は?そんなんいらんよ」
私
「え?」
旦那サン
「図書館でいいやん。2週間読めばもう返していいやろ。次の借りてくればいいんやし」
私
「いやでも、こど・・・」
旦那サン
「いい」
私
「でも・・・」
旦那サン
「いい!」
私
「・・・」
旦那サン
「いい」
・・・。
・・・。
どっか〜ん!
私
「じゃあ私、実家に帰る!うちの両親なら好きなだけ本買ってくれるもん!」
私
「ていうか私の話聞いてよ!話そうとしよるやん!」
私
「大体、小さいうちは種類読ませればいいってもんじゃないのっ!何回も同じ本を読むのっ!」
何か自分でも言ってることがわけわからなかったなと、今になって反省。
これは勝手な自論であって、どっかの偉い人が言ったわけでも何でもないことなんだけど。
私はさー、小さい子にとって絵本は身近であるべきだと思ってるんだ。子供が、「あの本を読んで欲しい!」って思い立った時にすぐに持ってこれるのがいいと思ってる。これは司書という仕事を通して姪の成長を見てきて思ったこと。
小さい子って同じ本を何回も読んで欲しいと言う。それは何回も同じ遊びをして欲しがるのと全く同じ欲求だ。「こうなるんだろうな」と予想した通りになることが楽しい年齢っていうのがある。
図書館なんかでとっかえひっかえ本を借りては返しってするのは悪いことだとは言わない。けど、小さい子供にとって2週間で返却しないといけない本なんて、特急列車が目の前を通り過ぎるのと同じだと思う。その子の人生を通り過ぎるだけで、残らない。だからまだ小さいうちは厳選した数冊を買って読んであげて、成長に伴って少しずつ買い足して、もっと大きくなったら図書館利用中心でいいんじゃないかと思う。
絵本を、読んでる時だけの楽しみだとか親子のコミュニケーションツールとして捉えるだけなら別にいい。だけど私はもうワンステップ先を見据えたいわけで。
大きくなってからその本を見た時、読んでもらった時や自分で読んでた時の記憶が蘇る。図書館で色んな本を借りて読むより、自分の物として身近にある本を何度も読んできた本の方が鮮やかに蘇る。それを思い出した時、両親に愛されてたんだなってことも思い出して欲しいんだよ!思春期とか!大人になってからとか!
だから私は、図書館でも本は借りるだろうけど、その中でぴよさんのリアクションが良かった本は買うだろう。で、何度も繰り返される「もう1回読んで」の欲求をできるだけ叶えてあげたい。
ついでに言うと、同じ本を何回も読むことで識字能力は高まる。これはお気に入りの同じ本の方がいい。
とまあ、文章に起こしても上手くまとめられない私の考えをカッとなった頭で旦那サンに説明できるはずがなく。これはもう、あと2年くらい経ってぴよさんの「もう1回」が始まらないと上手く説明できない気がする。
私
「とにかく、買うの。感受性を養うの!」
旦那サン
「感受性ってなに?」
私
「そこから!?そこから説明なの!?」
なかなか大変でした。
ちなみに義母は毎週図書館で本を借りて来る人だったから、旦那サンも何の疑問も持ってないんだろう。自分を省みてみなさい。読解能力が私より劣ってるじゃないか。
旦那サンは別に活字離れしてる人ではない。好きなジャンルは偉人物。最近はSFの良さに目覚めかけている。あと、能力開発系の本が好きらしい。
ただ、登場人物の心理を読みとるのがとても下手だ。行間に隠れた登場人物の心理を理解できないから、私が勧めた本を「意味がわからんかった」と言うことが多い。乙一なんか読めたもんじゃなかったに違いない。だからジブリ映画見ても「意味わからん」と言うんじゃないか。しかも端的に説明しないと聞かないし。
私
「やす、現国苦手だったでしょ」
旦那サン
「うん」
やはりな・・・。
私
「本のことは私に任せてくれたらいいから」
旦那サン
「うん」
感受性は読書だけで培うものじゃない。絶対に違う。ただ、我が子に感受性が豊かになるだけの体験をさせてあげられるかどうかというと、今やそういうことにもお金が掛かる時代だから厳しいと思う。とにかく、本に関することだけはもう私に任せちゃって欲しい。良書くらい選んでやるから。
説明が長くなるから、低年齢であるほどお気に入りの絵本は手近に置いて何度も読んであげるべきだという考えは話してない。いつか私の気分が落ち着いてる時に話そう。
私は、絵本はできるだけ買ってあげて身近な物にしておきたいと思っていた。成長に合った絵本を選んでいくのは大変だから、月に1度送られてくるシステムのやつに申し込もうかなぁと思ってたくらいだ。童話社とかこぐま社とかクーヨンとか、宛てはいくつかある。
そのチラシを見ながら、何気なく旦那サンに話しかけた。
私
「こういうやつに申し込むか、私が自分で選ぶか迷ってるんだよねー。私は司書やってたっつっても児童部門を担当したことないからさ。児童書の勉強会とかはできるだけ参加してたけど、やっぱ専門じゃないから心配なんだよねー」
旦那サン
「は?そんなんいらんよ」
私
「え?」
旦那サン
「図書館でいいやん。2週間読めばもう返していいやろ。次の借りてくればいいんやし」
私
「いやでも、こど・・・」
旦那サン
「いい」
私
「でも・・・」
旦那サン
「いい!」
私
「・・・」
旦那サン
「いい」
・・・。
・・・。
どっか〜ん!
私
「じゃあ私、実家に帰る!うちの両親なら好きなだけ本買ってくれるもん!」
私
「ていうか私の話聞いてよ!話そうとしよるやん!」
私
「大体、小さいうちは種類読ませればいいってもんじゃないのっ!何回も同じ本を読むのっ!」
何か自分でも言ってることがわけわからなかったなと、今になって反省。
これは勝手な自論であって、どっかの偉い人が言ったわけでも何でもないことなんだけど。
私はさー、小さい子にとって絵本は身近であるべきだと思ってるんだ。子供が、「あの本を読んで欲しい!」って思い立った時にすぐに持ってこれるのがいいと思ってる。これは司書という仕事を通して姪の成長を見てきて思ったこと。
小さい子って同じ本を何回も読んで欲しいと言う。それは何回も同じ遊びをして欲しがるのと全く同じ欲求だ。「こうなるんだろうな」と予想した通りになることが楽しい年齢っていうのがある。
図書館なんかでとっかえひっかえ本を借りては返しってするのは悪いことだとは言わない。けど、小さい子供にとって2週間で返却しないといけない本なんて、特急列車が目の前を通り過ぎるのと同じだと思う。その子の人生を通り過ぎるだけで、残らない。だからまだ小さいうちは厳選した数冊を買って読んであげて、成長に伴って少しずつ買い足して、もっと大きくなったら図書館利用中心でいいんじゃないかと思う。
絵本を、読んでる時だけの楽しみだとか親子のコミュニケーションツールとして捉えるだけなら別にいい。だけど私はもうワンステップ先を見据えたいわけで。
大きくなってからその本を見た時、読んでもらった時や自分で読んでた時の記憶が蘇る。図書館で色んな本を借りて読むより、自分の物として身近にある本を何度も読んできた本の方が鮮やかに蘇る。それを思い出した時、両親に愛されてたんだなってことも思い出して欲しいんだよ!思春期とか!大人になってからとか!
だから私は、図書館でも本は借りるだろうけど、その中でぴよさんのリアクションが良かった本は買うだろう。で、何度も繰り返される「もう1回読んで」の欲求をできるだけ叶えてあげたい。
ついでに言うと、同じ本を何回も読むことで識字能力は高まる。これはお気に入りの同じ本の方がいい。
とまあ、文章に起こしても上手くまとめられない私の考えをカッとなった頭で旦那サンに説明できるはずがなく。これはもう、あと2年くらい経ってぴよさんの「もう1回」が始まらないと上手く説明できない気がする。
私
「とにかく、買うの。感受性を養うの!」
旦那サン
「感受性ってなに?」
私
「そこから!?そこから説明なの!?」
なかなか大変でした。
ちなみに義母は毎週図書館で本を借りて来る人だったから、旦那サンも何の疑問も持ってないんだろう。自分を省みてみなさい。読解能力が私より劣ってるじゃないか。
旦那サンは別に活字離れしてる人ではない。好きなジャンルは偉人物。最近はSFの良さに目覚めかけている。あと、能力開発系の本が好きらしい。
ただ、登場人物の心理を読みとるのがとても下手だ。行間に隠れた登場人物の心理を理解できないから、私が勧めた本を「意味がわからんかった」と言うことが多い。乙一なんか読めたもんじゃなかったに違いない。だからジブリ映画見ても「意味わからん」と言うんじゃないか。しかも端的に説明しないと聞かないし。
私
「やす、現国苦手だったでしょ」
旦那サン
「うん」
やはりな・・・。
私
「本のことは私に任せてくれたらいいから」
旦那サン
「うん」
感受性は読書だけで培うものじゃない。絶対に違う。ただ、我が子に感受性が豊かになるだけの体験をさせてあげられるかどうかというと、今やそういうことにもお金が掛かる時代だから厳しいと思う。とにかく、本に関することだけはもう私に任せちゃって欲しい。良書くらい選んでやるから。
説明が長くなるから、低年齢であるほどお気に入りの絵本は手近に置いて何度も読んであげるべきだという考えは話してない。いつか私の気分が落ち着いてる時に話そう。
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